B級映画にも良さがあるように、今の代表にも味わいがある。
さっそくにしてフレッシュなモチベーションは失われつつあるように見え、代表に選ばれ続けることの大変さを若者たちはどう受け入れていくのだろうか、との思いをいたす。
たとえオン・ザ・ボールに長けていなくとも、たとえアイデアに欠けていても、それを補う走力とインテリジェンスがあれば「機能美」という美を見せてくれることでしょう。
そこにB級の良さがあるということで、まずはそこから、ということか。A級との対戦は当分ないから、しばらくはこのままのメンバーでたとえ少しであろうとも、熟成する過程を見てみたい。
途中で眠くなったけど、これよりはマシだったぜ‥。
ところで、この発言はとても気に入った。
「日本は豊かな国で、ハングリー精神は確かに育たないかもしれません。でも、欧州でも豊かな国・例えばイギリスなどはサッカーが弱いわけではありません。経済的な要因以外でサッカーを強くする方法、誇りや名誉、楽しみ…お金では計れないものに自分を賭けたいと思う環境作りが大事なのではないでしょうか」精神性(道)を追求するのは、古来日本人が志向するものでもある。