確信

J2の混乱ぶりはともかく!
さあ、今日はウィンブルドンはなくて、コンフェデ準決勝アルゼンチンーメキシコがある。
昨晩のドイツーブラジルではアドリアーノの無遠慮なプレー(つまり本気)が開催国であるドイツのDFを出し抜きまくりだった。カナリアカラーに身を包む連中というのは、猛烈な自信と自負によってサッカー選手として確立してしまっている人種なんだな‥と感心しきり。そこから始まっているから、チャンスと感じた時の確信プレーには一切の余念がないというか。迷いがないからこそ、最高の技術が、あのような場面でも出せるのではないかと思う。
そして、そうしたブラジルらしさを引き出したのがドイツの磨き抜かれたような組織プレーだということになる。きっと、ドイツの人たちは「内容じゃ勝ってたな。‥‥少なくとも負けてはなかった!」なんて思ったりすることだろうが、ホームという利がありながらも勝ちきれなかったことは大きな課題となるだろう。そう、なんて大きな課題だろう。何しろ相手はブラジルなのだ。ロナウドがいようがいまいがブラジルはおそろしく強い。ただ、ふとしたことで自信が慢心に変わりがちなのは、ラテン気質というやつだろうか。
それでも、90分という枠をどのようにも使い切れるのがこうした強国の強国たる所以ではないかと思う。