厚労省

ちょうど昨日読んだ週刊マガジンに連載中の「クニミツの政」。この作品は、基本的には政治に関することを中心に話が進められていくのだけど、少年誌らしくより日常的なテーマを短いスパンで次々と取り上げていくと言うスタイルをとっている。汚職、環境、教育、そして現在進行中の薬害問題。実在の医師の見解をもとに「インフルエンザ脳症」という名の病気の原因として薬害の可能性をあげているのだが、そこでいわば戦犯としての厚労省の責任についても言及している。そんなタイミングで以下の記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000011-kyodo-soci
たまたまだろうけど、まあ「人のことを言う前に自分のことを省みたら」と言っているようにも受け取れる。今の世の中、改めてモラルが問題なんだな。

インフルエンザ脳症」で検索した中から抜粋。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040120so12.htm
http://npojip.org/druginfo/nsayobo3.htm

何の為の医療? 製薬会社と金にまみれた政治家、医師会の都合が優先され、患者の健康は第ニ義的なものとでもいうのか。イロイロ言い分はあるのだろうけど、納得出来る答えはどこにもないのだろう。嘘に嘘を塗り固め、それは積み重ねられた汚泥層よろしく、水上からはその様子は窺えない。しかし、確実に環境を蝕んでいるのにね。