オールド・ボーイ

福岡で行われているアジア太平洋映画祭での上映を観た。やはりカンヌでのグランプリで興味をそそられたのと、韓国映画をスクリーンで観たことがなかったので、いい機会だと思った。
内容やラストについては、上映後のプロデューサーとのティーチインでも「できるだけ口外しないで欲しい」という意向もあり、あえて避けるが、まあ、それはどんな作品でもそうだろうと思う。‥‥さて、同じコミック原作の作品として「殺し屋1」があったが、まあ同系列のものと考えていいと思う。ただし、日本での「殺し屋1」の反応と違い、韓国では同作に対し350万人もの動員を記録したと言う。あの儒教の国でこの作品のテーマ性が受け入れられるとは考えにくいのだけど‥‥。まあ、北斗の拳がTVで放映される国の人間が言えた義理でもないのか。
ようするに、これはコミックだ。音と映像がついたコミック。読んだ後は閉じておしまい。