まあ、停電以外は予想通りの展開&内容。所詮はアジア一次予選ということで、ただ結果がついてくればいいのだろう。隣国に目を向けてみると、中国はマレーシアに0−1で勝利、韓国に至ってはベトナムに1−2で勝利、といずれも辛勝に終わっている模様。事程左様にアウェーというのは難しいようで、弱いフットボールを仕掛けてくる相手に対しては、結果こそがすべてということなのだ。
アジアカップ以降、パフォーマンスが全体的に落ちている印象も拭えない中、こうしてオマーンと引き分け以上で勝ち抜ける状況までこぎつけたことは評価できる。
それにしても高原と久保の組み合わせをみたかった。鈴木の頑張りは認めるが、それは殊に守備面においてである。チャンスを生み出す動きの質からいえば、タカとドラゴンの二人がスタメンに相応しい。そして本山はあのポジションに適していないことがはっきりしたと思う。確かめるまでもないのだろうが、小笠原への叱咤ととれなくもないのか。