ロベンとオーフェルマルスには気の毒な判定が続いた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/euro/column/200407/at00001243.html
立ち上がりから主審はあまり笛をふかない。ああ、今日はそういうコントロールをするんだなと感じ、どうなるんだろとしばらく見ていたが、どうやらそれがオランダにはマイナスに働いたようで、せっかくのオーフェルマルス起用も効果的だったとは言えなかった。対してポルトガルの守備には追い風になったようで、およそイベリア勢らしくない強烈なチェックが延々と持続され、そこから生まれたルーズボールを拾いまくり、タレントに対抗した。まったくもって、FCポルトだ。
そこへもってきて、今シーズンを通して好調といえたフィーゴが、おそらく今大会最高の輝きを見せた。フィールド外では何かと話題になってはいたが、あのパフォーマンスでメディアは一斉に賞賛するだろう。
黄金世代の幕引きは近い。決勝で終わりを告げるホイッスルが鳴るときには、コウトやルイ・コスタもピッチに立っていて欲しいと願う。