マドリー

まず、テニスの事。ナダルが今季4つ目のマスターズシリーズタイトルを地元マドリッドで獲ったようだ。
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Monte Carlo, Canada, Rome, Madrid, で4つ。そしてRoland Garros。その他のSinglesタイトルも合わせて11個。これはフェデレと同じで、勝利数は79と、こちらはライバルを2つ上回る。獲得賞金が$3,874,751!
ラファはフルセットの決勝戦を終え、夜はサンチャゴ・ベルナベウでマドリー対バレンシアを観戦していた。WOWOWの中継でも何回か抜かれていたからね。ただ、試合の後とは知らなかった。あと、マドリディスタだというのも初めて知った。出身はマヨルカじゃなかったのか。(苦笑)
  
さて、そのマドリー対バレンシアだけど、マドリーはサルガド、バチスタ、ロナウドを欠く布陣。それぞれディオゴグティロビーニョを据えて、若い才能に期待を寄せた。実際、この若者達は(グティは実質中堅だが)遜色のないプレーぶりで、バレンシア相手によく戦っていた。日本のメディアは、マドリーの敗戦とベッカムの暴言退場を並列で報道しているが、はっきり言って終盤のこの退場劇は勝敗には何の因果関係はない。バラハのスーパーなFKや微妙な判定(ハンド)からのPKなど、マドリーには不運な面があった。
ただ正直、中盤での構成力、機能性においてバレンシアが上回っていたのは間違いない。かつての輝きを取り戻しつつあるアイマールが全開になれば、確実に優勝争いに絡んでくるハズ。守備ブロックの堅守ぶりも相変わらずで、この日に限っては全く素晴らしいパフォーマンスだった。
マドリーの問題は、「面白くない」ということ。ロビーニョは間違いなく面白い、が中盤がいただけない。いくらベッカムが良いと言っても、やはり馴染まないんだな。この試合のメンバーであれば、ラウルとソルダードをトップにして2列目をロビーニョジダングティ、そしてピボーテグラベセン、というのが好みなんだけど。
それにしても、セルヒオ・ラモスはどんどんフィットしてきているよ。
ロナウドのいないマドリー、しばらく楽しめそうだ。ロビーニョがフィットすれば‥‥