何にも無い

昨日の福岡ー山形は本当につまらないゲームだった。
意図の見えないプレーに終始するばかりの福岡、それに対して「相変わらず」の山形。基本は組織と組織の戦いという図式なのだけど、局面での競り合いなどでほとんど山形が優位に立っていたというのは個人の問題なのだろう。
技量の問題なのか? そうではないだろうことは、昨日の観客なら感じていたに違いない。勝つことへの執着が感じられなかったのだ。いや、まったくそうだとは言い切れないのだけど、ピッチ上でのプレーでそれを表現することができなかったということ。
ブラジル勢がどうのとは言いたくない。代わりに出てチャンスを得た者は無難なプレーをし、それはそれで評価できるのだけど、何かのアピールには至らない。スタメンを見た時点でケガ人が出てきた苦しさは十二分に伺え、ゲーム内容からは、疲労の蓄積が感じられた。こんなこともあるさ、と。ただ忘れてしまいたいね、こういうのは。
  
そんなゲームだから敵方の山形の本橋が、やけに目についた。プロフを見たがなるほど、市船が全国選手権で無失点優勝した年のメンバーだったか。つい、本橋と聞くと、マンガ「Jドリーム」を思い出してしまうなあ。