出来杉

昨日の2試合。
  
まず順番に。ドイツがあまりに出来過ぎな立ち上がりだった。加えて、0-2でビハインドのチームから退場者を出すブラジル人主審の判定にガッカリ。ラーションの失敗でとどめをさされ‥‥。堅守のスウェーデンからあっさりと2点を奪い取った、あのゴールへ向かう確信レベルの高さ‥‥イメージの共有‥‥ドイツの良さが凝縮していた立ち上がりだし、後半では「俺たちのバラックにやらせようぜ」とも見えたサポートの数々を見せられて、どこぞの代表のまとまりの無さとは大違いだなと。いや、比べるんじゃなかった。
  
この後のアルゼンチンーメキシコは素晴らしかった。アルゼンチンの快勝を期待していたとしたら、まさかだよ。メキシコはやはりいいチームで、とりわけ左SBのサルシドは印象深い選手となった。本職はCBだったようで、なるほど守備面での貢献度の方が高かったが、オーバーラップしていても堅実で正確なプレーぶりは、120分を通して遂行された。
まあ、あの展開でロドリゲスあたりにあんなスーパーなゴールが生まれるあたり、その前のドイツ同様、強豪と言われる伝統国とそれ以外の国との差を感じる。
そろそろ新しいチャンピオンチームが生まれてほしいと思っているのだけど、これは期待薄かな‥‥
ただしブラジルは無い、と見る。