アジア

アジア勢はやはりというか‥‥とても厳しい現実をつきつけられてしまった。
イランは両サイドのコンディションが良ければ、もう少し健闘できたはずだし、韓国はトーゴのドタバタに助けられて勢いを得たが、あのグループの鍵だったスイスが良いコンディションでまとめてきた為に、差をつめられなかったという印象。日本は特権を得たスタメン組がコンディション面で失敗し、その時点でアウト。なんだかんだで、戦いの前で勝負はついていたのかもしれない。サウジの力不足は当然。
  
これに次回からはオーストラリアも入ってくるわけで、ふさわしいアジア枠の数は3.5というところだろうか。実力面では3が妥当だが、何しろ加盟国数を考慮すると、プラス0.5が欲しい。
それにしても、韓国は今回の大会において「アジア最強」を示したと思う。結果でも内容でも。相変わらず、イマジネーションの欠けた変化に乏しいフットボールをしているわけだが、フランスに追いついて引き分けたのは、まったくもって素晴らしい‥‥
  
さて、今夜からのトーナメントは以下の通り。

ドイツ    - スウェーデン
アルゼンチン - メキシコ
イングランド - エクアドル
ポルトガル  - オランダ
イタリア   - オーストラリア
スイス    - ウクライナ
ブラジル   - ガーナ
スペイン   - フランス
どれ一つとっても見逃せないわけで、「その次」も考えるともっと楽しい。
その次で見たい組合わせから言えば、なんと言ってもスペインーブラジルの対決の実現。ブラジルにはスペインリーグに在籍する選手がとても多いのがその理由だ。来季のリーグのことも含めて、実に興味深い対戦であるのだが、果たして。
そして、順当に行けばドイツは次に最大の試練が待ち受ける‥‥。