2009 J2 第48節 福岡 vs 甲府(レベスタ)
やっちゃダメなことを一つひとつつぶしてようやくたどり着いた、昨日のアビスパと言うチーム。戦えるメンバー構成になってしっかり準備すればあれくらいはできる戦力なのは確認できました。
でもフレッシュな第1クールではどのチームもまだスピードがあった。第2クールではそれに戦術がフィットしてくる。そうした時期に昨日のチームがどれくらいやれるかな。
まあ、今の佑昌がその時にいればそこそこやれたかもね。そう思わせるくらい第3クールの彼はヤバい。攻撃面での貢献度は群を抜いている印象さえ受けます。それが攻撃の形を持たないチーム事情ゆえだということを差し引いても。
昨日の試合で一番印象に残ったプレーは、後半の終盤に差し掛かったころにカウンターで抜けようとした佑昌がDF2人を相手に捕まりながらもキープし、味方の上がりを待つ時間をつくり、しっかりとパスを繋ぐという一連のもの。ちょっと風格すら漂ってきたぞ〜
個人的には昨日の楽しみは昇格争いをしている甲府のプレーぶりだったんだけど、そっちは全然だったですね。相対的にアビスパのプレーが良かったように見えましたが、絶対的な視点ではやはり物足りない。もちろん選手のモチベーションや戦う姿勢はすごくよかったです。
これ以下でなければ8位は確実に守れるでしょう。プラスαをフロントがどう考えるか。本気で昇格を目指すのかどうかがそこではっきりするんだと思いますね。