ベストイレブン

Jリーグ30周年にあわせてこういうノリがあると知って。まあはっきり言って偏ってますが。背番号も特に調べていない。

 

適当ですけど

 

まず2トップから決めた。これは見たい組み合わせで、3年前の山岸と泰では被るイメージがあったが、今では確実にそれぞれの良さが出せると思う。どちらも気が利くタイプで、オールラウンドの魅力がある。フィニッシャーとしての能力もそれぞれ違うが、泰はより「騙せる」タイプだろう。山岸は献身性からの回収(得点)ができる強さがあるので、このコンビはかなりたちが悪いと言える。相手にとって。あの時の泰にこういう相棒がいればどうなったかを考えるのもちょっと楽しい。

2列目はそれこそ好みで、それ以前にまず前は外しようがない。誠史、惇についてはレフティということがあり、やはり見ていて面白かった選手たちだ。はっきりいって攻撃的な布陣だし、色んな形で点が取れるだろう。右の佑昌は、なんと言ってもスピードが桁違いだった。テクニックが伴ってきてからはフィニッシュも安定していたので、このチームの得点源にさえなりうる。

誠史のようなスペシャリスト然とした選手もアビスパでは珍しかったし、それこそ気が利く惇や山岸のとの連携によってあの頃とは違う魅力も出せるのでは。惇はおそらくこの中では最もバランスに特化した振る舞いをするだろうが、長短交えたパスで色も付けていくだろう。前は今やってることをそのままやってくれたら。それが重要なので。

さあ最終ライン。誠史を選んだ以上、アレックスはセットになるわけで、守備は冨安がカバーする。アレックスは得点に直結する選手で、誠史とのコンビネーションは阿吽のものだし、気がつけばトップに上がって取り切ることができる。攻撃的なSBの可能性や重要性を、彼によって気付かされたのを思い出す。

冨安は実働は短いが良いものを見せてもらった。今の冨安じゃなくあの時の彼であっても何も問題ない。グローリのとこは少し悩んだが、こちらは現在も更新している実働の期間とクオリティで当然と言えるだろう。

北斗はインパクトのある選手だったし、身体能力で言えば今の小田は北斗っぽいのかも。ジャンプ力は強烈で、当たりの強さもちょっと日本人離れしたところがあった。そして彼もフィニッシュにまでいける推進力がある。すごいなこのチーム。FKのキッカーも困らないしね。

GKは今の2人で甲乙つけがたいので、インパクトの中村航輔にした。まあ凄かったから。彼が柏に戻って、2度の危ないアクシデントからの停滞は残念だったが、ポルトガルの地で復活とアップデートを遂げているのは嬉しい。

やはりレフティが左サイドに3人いるというのがポイントだろう。技巧の左サイド、スピードの右サイド、というところか。前線の2人はボールの引き出しも上手いし、ロングフィードへの反応もいい。得点パターンが増えるな、これは。こういうの意外と楽しい。