快勝

松本を広島からローンで加入させることが出来た。これが大きかったのだろう。前が戻ってきて中盤の構成に多少なりとも余裕が生まれたように思う。松本が来てくれなかったら余裕など無いままだったし、そこには草民のアジャストも大きく貢献している。

ターンオーバーという格好になったが、実質ベストメンバー寄りのスタメンだったと思う。あの2トップをどう活かすか、がこれまでの課題でもあったからその答えのうちのいくらかは出来たのではないか。フアンマは開幕以来の出来かもしれない。「いるだけでも」ではなく、しっかりとゲームに入っていたから。残念ながら累積で次節は不在となるが、前節でも東家&木戸というセットが計算できるとわかっているので問題ないし、そこに遠野が入ってもアリだ。特に木戸は結果が出たということで自信をもって次に繋げてほしい。

遠野のゴールは「ずっとこういうの見たかった」というようなファインゴールで、まず中盤の高い位置で奪ってから早い展開で逆サイドまで運んでSBが受けて2トップが良い動きで‥‥というね。奪ってから12秒くらいのショートカウンター。最高。

また初めて上島がベンチスタートで、完全に休ませる、とはならなかったが、三國がフル出場というのは良かった。開始早々に危うく重荷を背負うことになりそうだったが、セランテスがキッカーとの駆け引きに勝ちことなきを得た。まあ結局これが大きかったので、ある意味流れをつくったプレーだった笑。その後は落ち着いていたし、局面での判断はまだこれからだとしても、場数を踏んでいくことでしか成長も無いだろうから、また練習から積み上げてもらいたい。

やはりメンタル面は大事なのだろうし、連戦でのコンディション維持も含めてマネジメント出来れば、今後の躍進の可能性は大いにある。