2011 J1 第14節 福岡 vs C大阪(レベスタ)
本当にヒドい試合でしたね。終盤でメンバーが揃ってくるとバイタルでボールが動くようになりましたが、いつものように時間が足りないのと、点差が開いて勝負してこない相手をちゃんと崩せるような連携は、交代選手に望むべくもありません。そういう練習をしていないし、ゆえに成功体験がないからです。
競争原理が働いていないチームというのは昨年からの傾向でしょう。スタメンを固定化すればその中で連携は高まるでしょうが、プロとしては健全なカタチとは言えない。試合の中で個々のパフォーマンスが正当に評価されてこそのスタメンなのに、それがなされていない状況が続き、さらに結果が最悪ではね。
これで強い気持ちになれるとは思えない。
リーグ再開後のパフォーマンスはけして悪くなかった。だからもう一度‥と考えるかもしれないけど、それを同じアプローチ、同じ組み合わせでやっても結局は堂々巡り。失敗を失敗と認めることが最も求められる資質なのだけど、篠田にはそれがない‥
よくわからないんだけど、このクラブって何の為に存在してるのかな。今のアビスパにはこの競技の楽しさを伝えることは無理だし、プロスポーツへの憧れを子供達に喚起させることも全然無理。それでもこのクラブが存在するだけで利益を享受する人もいるよね。‥‥うーん、まとまらなくなってきた。
一つ言えるのは、勝つ為の最善を尽くさないのであれば、それはプロのクラブとしては終わってるということか。そういう空気がチームを蝕んでいなければよいのだけど。
スタメン変更を指揮官は示唆したがそれは既に名古屋戦でやったよ? いつもロクな交代策をとれない人がどうやるのか‥期待出来ない。というか普通に連戦ではローテーションを考慮したマネジメントをやっておくべきなんだけど、それをずっとやってないから連戦でのさらなるパフォーマンスの低下が危惧されます。
その対策を選手達にただ「頑張れ」というだけでは誰も救われないような気がしてます。