2010 J2 第28節 福岡 vs 柏(レベスタ)
いろんな意味で理解に苦しむ試合でしたね。その中でもマコは普段の3割増くらいで奮闘していたのが印象的でした。400という数字も輝かしいもので、それを結果で飾れなかったのは残念と言えば残念ですが、今季の彼の活躍を考えればその評価を損なうものではまったくないですよ。相手が悪かっただけです(二つの意味で)。
チームとしては鳥栖戦と同じく低調でした。相対的なものではなく絶対的に。前節のように「良くなくても結果を出す」というのはとても大事なことですが、その延長線上にある「結果だけが目的になる」のは避けたい。周りが進んでいる中での現状維持は後退を意味するわけで、向上しようとする意志こそが重要じゃないかと思います。過密日程も終わって運動量が上がれば、そんな心配も杞憂に終わるかもですけどね。
個人的には「判で押したような」選手起用と戦術を気持ち悪く思うのだけど、それこそが篠田の真骨頂であろうかと思うのでもう今後はそれについて触れないことにします。どうぞこのままで。昨日の試合内容を目の当たりにして、当然わき起こる疑念を押さえ込めるだけの信念があるのだろうから。