ミスリード

【連載】どうするアビスパ<上>小さな一歩 市民がクラブを支える

 福岡の7社会のような大企業のない山梨では、小さな協力を積み上げていくしかない。選手のユニホームを無償で洗濯してくれる店を募集した。胸スポンサー4000万円、スタジアム内看板160万円と、他クラブより低額に設定した。負傷した選手を運ぶ担架にも広告をつけた。

 01年の広告収入は前年比約3500万円増の約6000万円。クラブの存続が決まった。

 地域が一丸となって苦境を乗り切った甲府には、物語が1つ生まれた。

さあ、どこへいくのかこの連載。新社屋ビルがこんな年に出来上がって、つくづく見通しの甘いフクギンなど、この圧倒的な不景気な中にあって顧客の金で自らの保身に汲々としている金融屋などはあてにならない。というかこの感じだと縁切りの意向が見て取れなくもないですね。そしてこういったナナシャカイと切っても切れない関わりを持つ新聞屋のリードに期待出来るところは少ないと見ます。あてが外れれば、それはそれでいいけど多分そうはならないと思うな。
ただ、結果としての良き方向とは同じ方向なのかもしれませんが、ヒール(悪役)にはヒール然としてもらいたい、というのが個人的な見解。