人数合わせ

2008 J2 第10節 福岡 vs 草津(レベスタ)
付け焼き刃でどうなるものでもないのはどの分野でもそうだろうが、しかしそれでは「プロフェッショナル」とは言えないでしょう。クロスの精度のことですね。この調子ではしばらくの間、ウチの優秀な(はずの)FWはストレスフルな試合を覚悟しなければならないのかな。
守備回帰をしたとたんにシュート数が減り、FWの得点も無くなりました。良いボールが配給されず、守備やスペースメイクに忙殺されていては、いいリズムを持続しつつ試合中にパフォーマンスを高めることが難しいでしょうね。まあ、これは今のチーム状態からすれば仕方の無いことか‥。後半途中からはオージーコンビが「自分達でどうにかしちゃおう」と主体性むき出しのプレーを始めましたが、結果には繋がりませんでした。それなりに期待はさせてくれたのですが‥
逆に若い衆(北斗以外の)は時間の経過とともにみるみるしぼんでいきましたねえ。ベテランの方が頑張れるって何なのでしょうか。それがメンタリティだということは言わずもがな、ではあります。
厳しい日程ですしアレコレ言うのもどうかとも思いますんでほどほどに。
さて、休養十分の相手の難しいゲームではありましたが、やっぱり今のチームには厳しさと勝つ意欲が足りないように感じましたね。相手に合わせすぎる悪癖も治らないし。「なるべく楽して勝とう」っていうのはナシで。はあ‥しかしこういう試合で勝てなかったということは、勝ち方を忘れてしまってるんだろうな。それとあの内容では城後に次のチャンスは当分ないと思えます。もっと明確なプレーイメージを周囲に波及させることの出来る、北斗か布さんでどうだろう。
あとあれだね、敵さんは必ずと言っていい程、クロスをファーサイドに上げてウチのSBと競らせるんだよね。高さがないから。ただそこでまだボロが出ないのはナカジとトオルの違いなのかもね。ウチにこういう2列目から前線に顔を出す人数合わせ、意図を感じさせるフィニッシュ、といったものがあまりないのも困ったものだ。もっと一体感のあるチームを見たい。