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日本、痛恨の逆転負けで首位陥落 ロスタイムにPKで失点
たとえ75分間優勢だったとしても、最後の15分でパフォーマンスにはっきりとした逆転現象が起これば、あんなことがある‥‥
  
それがこの競技なんですね。福岡に住む僕らはよく知っている現象です。
しかし、これで状況はかなり厳しいことになった。残りの2試合で3、4点獲るゲームが必要だと思うのですが、あのチームではそれが難しい。どうして絶対値では抜きん出ている平山が出ないのかが不思議ではありますが、このチームが彼を活かすことが出来ない(というか、そうはしていない)ことは薄々感じています。
  
勤勉さが反映される中盤での攻防が、いざフィニッシュになると実につまらない凡プレーの繰り返しになってしまうのは、やはりタレント不足としか言いようがありません。そういう自分たちの力量を相応に認識出来ていないのは、試合後のコメントからも明らかですよね。ムトウさんが言うところの「芸術家」たちは悪い意味でのことだったんだなー。
どうにかしてスターを作り出したい協会やメディアに勘違いさせられた世代を任される反町さんに同情しますね。
  
しかしカタールのワリード・ジャシムはいい選手だな。あれでハルファンやアフメド、アデル・ラミといった主力が出ていたら3点目があったのかもしれない。足がつる選手も出始めた頃からの頑張りには目を見張るものがありましたね。
そしてハッサン・アルヘイドス。弱冠16才という彼が投入後間もなく同点ゴールを決めたというのは、何かもっている証でしょうね。あの一瞬の判断でヒールを使っての流し込みには一流のものを感じましたよ。覚えとこうっと。
  
その直後に見たEURO2008予選、ドイツーチェコは、ドイツの気の抜けように参りました。それを見事に突いたチェコも流石なんですけど。まあこれで本選でも見たいカードになったな。そしてイングランドの命運やいかに。グループEとFは最後までわからない感じだ。