改心?

キーワードでひも解くオシムのサッカー
相変わらず「元読売クラブのコーチ」という肩書きなんですが、つまるところ何時のハナシなんだよ、って思いますね。そもそもコーチとして何を成したのかは俎上にのらないし‥。
この方の視点や表現はユニークなんだけど、自身のサイトでは持論の弁護に値するものしか取り上げないしね。それはもちろん勝手なんですが、そういう人に「改心」とか言ってほしくないし、そういう立場でもないよね。本業で成功してない人が「ビジネス書」とは不遜にすぎませんかね。
  
天才の存在が否定されるべきではないし、その精神性は凡人には窺い知れないでしょう。そしてその逆もまた然り。
どんな指揮官でもそうでしょうが、つまるところは自分の手柄が欲しいんですよね。オシムの凄いところはかなりの割切り感で“スモールな”チームを志向していっているということ。精密機械とそのパーツを作り上げることに余念がないというか。
まあ、その陰で真のクリエイティブ(独創性という面において)さは損なわれていくわけで‥‥そういう意味でこの競技の魅力の一端はそがれてしまうし、しびれるような感動もない。まず型にはめることを要求しておいて、決定力うんぬんも主体性もないだろ。
ちなみにシュンスケやタカは“天才”などではありませんよ。どっちかというと努力型の典型。だからオシムには使い易いし、それはそれで素晴らしいことだ。
  
しかしこのユアサさん、レッズに代表にドイツ‥‥寄らば大樹の陰というか‥‥まあ仕事だからね。