サバイバル

2007 J2 第44節 福岡 vs 京都(博多球)
DFはここにきて落ち着きを取り戻した、が‥‥あのまぐれFKが重くのしかかったね。
  
位置的に非常に危険なのはわかっているのに、すんなりと打たせてしまったのが悪い。もっと相手の嫌がることをするべきでした。あのあまりにも早い失点が影響し、中盤のバランスを欠いてしまったのは悪い癖だと思いますよ。それでもDFラインは踏みとどまって、辛抱し続けました。そういうバックアップがあってこその終盤の攻勢だったろうし、前線も(特に久永)よくやってくれていたと思います。
チャンスの数も質も上回ったが、あと一歩が足りなかったのは相手の年寄り2人のスーパーな集中力があったからでしょうね。ベテランであればあるほど、このゲームの重要性が身に染みてわかっていたのでしょう。試合を通じて目立っていたのはそういう選手ばかりでした(DFでいえば川島)。だから、最後に布さんがゴールを決めたのは自然な流れだったと言えると思いますよ。ウチでもっとも得点の匂いがしていた選手ですから。もともと動き出しの悪いリンコンの代わりにかき回していましたね。(その点では、長谷川をサイン会にかり出したコーチ陣とクラブ側を呪いたい気分だ。バックアップさえあれば彼はやれるはずなんです)
まあ、リンコンがいる意味はアレを活かす為だからなあ。難しいところではあるけど、年寄りを困らせるには長谷川の運動量はもってこいだったと思うんですよ。
連動性があれば出し抜けるのは間違いないんですよね。昨日も2回くらいとてもいいシーンがありましたが、まだ足りない。もっとポジショニングと動き出しの精度を高めて欲しいものです。
  
内容としては納得のいくものでしたが、結果は受け入れられないものでした。それは他の試合結果を見てより強く思えるわけです。トーナメントは始まっている、勝ち続けるしかない。あくまで冷静に、狡猾に獲物をしとめていけば、生きながらえることができる。