狙い通り?

第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦 アビスパ福岡ー栃木SC
あまり多くは書きませんが、この試合のゲームプランが狙い通りなのだとしたら、次の京都戦はこれまでと違ったものになるのかもしれないな‥。そんなことを考えながら観戦していたわけですが、リティの思惑はともかくとして、内容としてはまずまずといったところでしょう。この競技は相手があってのことですから。
  
栃木に関しては拍子抜けという感じもありましたが、こちらの動きが鈍ったときに2度ほど決定的なチャンスを作ったのは良かったと思います。その内の一つはマジでやばかったので、完封は運も良かったと言えるでしょう。ああいうときにコースを切ってシュートを未然に防いでくれるDFがいてほしいなと思いますよ。
そして山下。いつか帰ってくるものと思っていた訳ですが、こんなカタチになるとは‥。見たところカラダが大きくなったようで、その分ポストで強みを発揮していましたね。失ったものもあるわけですが。
もともとムラっ気があって、クレバーさと強さにスピードをいいバランスで持っていたというのが僕なりの評価なんだけど、やはり活かされるタイプなので、流れの中ではあんなものかな〜。
  
とにかく、この時期にあのメンバーでああいう試合をしたことが次にどう繋がるか。昨シーズンなんかはカップ戦でのローテーションが何の益ももたらさなかっただけに、こういう判断もアリだと思うし、次やったら1回休みだしね。何よりそのことが指揮官の頭にあるんでしょう。上位陣がこぞって恥をさらしたことを考えると、プロとして正しいことをしたんだなとも思えるしね。
  
さて‥‥いよいよだなあ。奇策はいらない。今季のすべてを、最高の集中力とギリギリの冷静さとで発揮するのみ、ですよ。