2007 J2 第28節 福岡 vs 仙台(博多球)
“攻撃フットボール”の「看板に偽りあり」という内容でしたね。
守備でも攻撃でも中途半端で、なんの抑揚もないパフォーマンスにはがっかりさせられましたよ。
どうやって主体的にゲームを動かしていくか、を腐心してきた今シーズンじゃなかったのか。台風で頭の中のものがスッキリしてしまったんですかね。それから久藤のバランス感覚には大いに疑問があるし、そもそもリティが北斗を先発に使ったのも気に入らない。ホームの雰囲気を変えようとしたというなら、それは病み上がりの若者に負わせるべきじゃない。前の鈴木の起用だってそう。夢見がちなのはわかっていたが、難しいゲームになるとその傾向が増すのはいただけないんです。
また選手達は「相手に合わせてしまった」なんて言うけど、もっと単純にいうなら、常に後手に回っていてそれを変えられなかったということなんですよ。ボールに対してのリアクションで遅れているということの意味を考えてほしい。積極性と組織力、そして自己分析の欠如が「相手に合わせてしまった」の正体じゃないんですかね。
最後に。攻撃的=前がかり、じゃないでしょ。組み立てを放棄するなら、元のカウンター志向に戻ればいい。