準優勝にも「がっくり」 杉山、サーブ強化急務
この記事を書いた記者は、これまでの杉山を観てないんでしょうね。今季の彼女はその課題のサーブ強化を成功させていたんだから。活躍したときだけ群がるのがマスメディアなんだな。
観戦したものにとっては、こういう結果や数字だけをとりあげたもっともらしい記事がホントに不快で、2年連続で決勝で「敗退」なのではなく、2年連続で力を示したことを賞賛すべきなんだよね。しかも準決勝ではNo.1シードのペアに逆転勝利をして昨年のリベンジを果たした。この試合がホントに素晴らしかった!
惜しむらくは、その熱戦によっていくらかのダメージが杉山の大きくはない身体に蓄積されてしまったように見えたことか。それがプレー全体にやや影を落としていたように感じましたね。そういう意味では、優勝したモリク-サンタンジェロ組は幸運だったともいえる。
ただ、スレボトニクとのコンビが続くようなら今季の残り二つのグランドスラムで同様の活躍が見られることは保証できます。
それにしても今大会は詰まってるなあ〜。デジタルにしてよかったよ。フェデラー対ダビデンコも凄い試合だったし。
さて‥‥これで誰もが望んだカードが決勝で実現する。このカードの前では、今日の女子決勝は、はっきりいって前座のようになってしまうでしょうね。やはりプレーコンテンツの質では比べるべくも無いんです。
前回の対戦でとうとうナダルを破ったフェデラーですが、そのときと違って今回は5セット。勝ち上がりの中での疲労も少なくはないでしょうから、やはりナダルが有利なのは間違いない。(ナダル対ダビデンコを準決勝で観たかった!)
はっきりしてるのは、ストレートで決まるようなことがあっても、その中身はとんでもないものになるだろう、ということですね。うん、楽しみだ。