産みの苦しみ

4連敗。これは言わば通過儀礼のようなもので、この先にある素晴らしいものが僕には見えるんですが、何か?
  
ただね、がっかりさせられるのは、後半30分過ぎになって「オレ動かないから」みたいなオーラ出してるヤツがいること。まあ、ホントに動けないんだろうけどさ。
まあ、本田真吾(田中ではなく)やハファエルという若い選手たちを見れたことは良かったし、彼らのプレーに可能性が感じられたのは心強いですね。次節はヒサも戻ってきて、願わくば4バックを昨日のままにした上で彼を前線に戻して欲しいですよ。ミドルレンジからのシュートにこだわりすぎている今の恭平には、コワさがないんですよね。内にいくばかりで‥‥まあ指揮官はそうした恭平のプレーにも可能性を感じているんでしょうし、そのうちまたファインゴールがあるかも、と思う自分もいるわけですが。
  
さて、先制点をとるまでの落ち着きと一瞬の間隙を衝く動きとのギャップはよかった。でもそこからが別のチーム。
15分で1点獲った、ということは単純に6点とれるペースですよね。あと5回の大きなチャンスメイクからその半分がフィニッシュまで行けば2点追加できるなあ、なんて思い始めていたのに‥‥‥早くもチームはアドレナリン全開なんですよね。そういうときの各々のプレーは、見違えるようにパススピードが上がり、足元よりもスペースへのパスが2割増しくらいになって、とても見栄えがいい。でも長続きなんかしないし、そもそも相手は12ポイントも離された首位のチームなんで。ただ自分だけの手柄を欲しがっているような個別のアタックが失敗すれば、どんなリスクが待っているかは火を見るよりも‥ですよ。
  
織り込み済みのことではあるけれども、こう続けて悪い面を見せられるとさすがにアレですな。食欲さえもなくなってしまうとは、我ながら情けない‥。
さあ! ‥‥切り替えますよ。