最後までわからない

2007 J2 第15節 福岡 vs 京都(博多球)
京都に大量失点。悪いものを思い出してしまった。まあ‥‥過ぎたことだ。
  
さて、前回の湘南戦のときにも少し触れたんですが、どうやらこのチームには悪い癖があるように感じています。前回はあえて言及しませんでした。その言わなかったことをここで言うのは次も○○○だから。その伏せ字にしているところで試合を行うと、彼らは勇敢に過ぎてしまうんですね。
その勇敢さがチームとしてのバランスを欠くことに繋がってしまうのは、今季におけるアビスパの特徴のひとつではないかと思います。これをリスクチャレンジと受け止めたいのは山々ですが、そのリスクにチームが無自覚であった場合には悪い結果が待っているわけですね。
  
だからといって、ここで方向転換をすることもないでしょう。第1クールでも2つ負けた。でも首位に立てた。そういうことです。
ただ、自分たちのやり方にこだわるあまりに「パスのためのパス」「ポゼッションのためのポゼッション」になってしまってはいないでしょうか。禅問答のようですが、もう一つ上に行くには基本戦術を応用させていく必要があり、そういう「手段のための手段」に成り下がってはならないと思います。
これは今後の戦いの上で必要な敗戦だったと言えるようにしたいものです。
  
ところで今日のタイトル「最後までわからない」ですが、これは帰宅後に観たマドリー対エスパニョール戦のこと‥‥だけではなく、そのとんでもない逆転劇を観たあとにもうひとつあった、スーパーアグリ琢磨の初入賞!
あのフィジケラがピットアウトしてくるところで琢磨がギリギリ‥‥というシーンはホント鳥肌たちました。いや、いいもの観たわ。