この配置換えのキモは誠史とアレックスの距離を近づけたところだろう。
アレックス 核弾頭になれ!!
福岡リティがアレックスをMFコンバート
案外、このデュオを支軸とした発想のシステムだったのかもしれないね。
メディアは食いつきのいいフレーズを使いがちだけど、バルサはバルサでしかないので、誰も真似できない。問題は何が攻撃的なのか、ということ。
FWの枚数?プレスの位置?DFラインの高さ?
そういうディテールもいいが、個人的には「SBの運動量とその志向」が最も大きな「攻撃的な要素」だと思う(普通か)。補強ポイントに上がっているようなので、そこはフロントも指揮官も重要視しているのだと思いたい。
僕は「左にアレックス、右に(復帰すれば)北斗」でガンガン上げていくのが最も「攻撃的」なんだと思っている。が、そうはならないというので、じゃあこの配置換えの意図は冒頭のとおりなのではないか、と思った次第。ウチの左が概ねストロングサイドになるのは数年来の事実で、ウィークサイドの右にクオリティを有したSBがいて、そこへ素早くサイドチェンジする‥‥そういう回数が増えれば、バランスのいい攻撃ができるだろう。J1では3バックのチームもまだまだいるし、サイドからの攻撃をもっと磨いておきたいしね。
そういうわけで、もし本当にこの配置換えが実戦でも行われるのなら、右SBの使い方には注目したい。