米国のスポーツ専門メディア、ESPN.comで松坂と井川のどちらが上かを投票させるコンテンツがある。
Who will be better MLB Pitcher?
このコンテンツ、よく出来ていると思うのは、全体だけでなく、全米・各州・外国と区別して集計出来ているところ。テキストソースは随時ＤＢにアクセスしているようだ。XMLではない、変数を羅列したデータだった。
松坂は顔も見るのも嫌なくらい、福岡でいいピッチングをしていたが、キャリアハイは今季の17勝ということだし「ムラのある」印象の方が強い。
また井川の印象と言えば、最近は野球を見なくなっている上に、セ・リーグとなるとさらに疎い。プレーよりも、近年のメジャー志向ばかりが取り沙汰されている印象で、いきおい「わがまま」だという先入観があったが、数字をみれば彼もまた素晴らしい投手で、非常に自己管理意識の強い優秀なプロアスリートであることがわかってきた。
神さまがくれた少年
なんにせよこれまでの日本人投手の活躍度を見れば、彼らの活躍を疑うことも無い。それゆえの入札価格の高騰だったのだ。どんな球団でも一年を通してローテーションを守り、勝ち星が15程度を見込める投手というのは喉から手が出るほど欲しいはず。しかもまだ若い。イチローがいくら単打を重ねてもチームは最下位というケースから考えれば、彼ら日本を代表する左右の豪腕に対する投資は、最終的には見合うのかもしれない。
途方も無い金額だけど‥‥
正直言って、この二人に差はないでしょう。左腕が貴重であることを考えると井川こそ、とも思えるくらいだ。
