内容≠結果

下を向く内容ではなかった。それが救いだよね。
あれだけ攻めても、一瞬の気の弛みから逆襲されることもあるわけで、いろんな意味で足りないものがあるんだということ。
  
前半で攻め疲れるという展開があって、それで後半どう入っていくのかを注目していたけど、ある意味「積極的すぎた」のかもしれない。あらためて後半45分を前後に分けて、はじめ20分を守備に集中してから残りで勝負をかける、そんな選択があってもよかった。
本来なら前半で攻撃への意欲が伸びきってしまうようなことにはならないのが、今のウチのやり方なんだと思っているが、あまりにも川崎がショボくてね‥‥。あそこの代表もジュニーニョあったればこそ。あのチームがどういうチームかがよくわかったよね。
相手はともかくとして、ピッチでは色んな状況が起こりうるわけで、その時そのときで臨機応変に良い選択をしないといけないということ。それもチーム全体としての統一したものがね。
  
僕の言っている選択が適していたかどうかは、結局のところわからないが、少なくとも昨日は結果が出なかった。でもチームとして90分をよく戦ったことは素晴らしい。佑昌のゴールも嬉しすぎる。
次に向けて危ぶまれるのは、チームに迷いがでてきはしないか、ということ。プロに向かって「何をかいわんや」だが、川崎相手にあれだけやれたことに自信を持ってほしいし、その上で謙虚に昨年のチャンピオンチームに挑んでほしい。
  
ここまでくれば、あとはメンタルだけだよ。チームとしてなら、絶対にセレッソや京都に負けてないんだ!