相性

今季は対浦和戦がこれで4試合目ということになったが、総じての印象としては、妙な相性の良さでもあるのか善戦が目につく。
それでも判りきっているパターンやエースに決められてしまうのは、まったくもって勿体ないし、それが彼我の力の差ということになるのだろう‥
  
でも、流れの中ではよく凌いだし、サイドのスペースを使ってのカウンターも可能性を感じさせたが、やはりあのチームから点を獲るのも獲らせないようにするのも難しいね。
3バックの浦和は守備においては常に頭数は揃っているし、攻撃面ではワシントンのキープがとにかく抜群に素晴らしい。パフォーマンスが落ちていると感じさせる代表組などは、この日の平凡な出来をピッチのせいにしていたりするんだったら、この先の戦いは苦しいものになるに違いない。ただし、その中盤の拙さを誤摩化してしまうのがワシントンの存在だろう。「負けにくいチーム」という本質をもった浦和をコンスタントに勝たしめているのは、ひとえにあのブラジル人が相手に与える圧力が大きいから。まあ、彼が結果を出せているのもチームのおかげということで、良い相互作用があるのは論を待たないけど。
  
個人的には、傍目に達也が目立たないのは悔しいね‥‥
  
さて、アビスパは主力を4人ほど欠くメンバー構成での善戦に、次への期待を抱かせた。ただ、どうしても言及しないといけないのがセントラルMFの起用(DFは良いので)。ホベは次までサスペンションでの不在ということで、さてどうなるのか。城後はよくやっていると思うのだけど、彼のセントラル起用は展開の中でのオプションでしかないように感じている。佐伯は‥‥あのポジションにしては消えている(効いていない)印象がある。ホベや鹿島戦での北斗のような存在感がないのはどうしたことなのか‥それを役割分担と終わらせてしまっていいものか。
そんな中で久藤はさすがの対応力を見せたが、彼には右にいて欲しいんだよね。そこで‥‥いや、まあこれくらいで。
  
あと、釘崎のプレーが久しぶりに見れたのも良かったけど、個人的には今季の浦和戦でゴールをマークしている有光を観たかったなあ。バロンはもうちょっと使われていいと思うね。スタメンとか。