欠航

昨日の東京行きは参ったなあ‥‥乗るはずの便が「機体整備の為」に欠航とは‥‥
まあ、詳細は敢えて晒しませんが、頻繁に利用している人にとっては珍しくもないのかも。各航空会社名と「欠航」で検索したら随分ヒットするから、「安かろう悪かろう」だけではなく「高くても悪いものは悪い」てなとこか。
それでも、空港で3時間も足止めを食らうのはどんな理由にせよ、我慢の限界というものだろう‥この辺の対応は会社によって差があるはず。
  
そんなこんなで各クライアントに連絡して何とか調整し、その合間を縫って行ってきました(行けるのかよ)有明テニスの森。1時間程度の滞在だったが中身は濃かった、と思う。
  
岩渕/鈴木 76(12),76(4) アサーズ/フース
  
男子ダブルスのこのカードの第1セットだけ見れたんだけど、これだけで50分を要する接戦で、キープ合戦の末のタイブレークのスコアが14-12!
わざわざ2階自由席を移動して、真横からとサーブの軌道がよくわかるクロスの角度から見比べたけど、目線が下がればもっとスピード感はあったはず。岩渕のサーブはサウスポーらしく、よく曲げていたね。サーブだけを見れば貴男くんが一番。グランドスラムの本戦に出ることが出来るヤツというのは、やはりこのレベルでは光る。
お互いがサウスポーのいるペアで、岩渕はアド側にいて相手はデュース側だった。ワイドをとるかセンターを意識するか。まあ、バックハンドショットへの自信がどれだけあるか、とか要素は色々あって、どちらがいい、ということはないけど。
展開としては、序盤は淡白で早い展開が続いたんだけど、キープが続けばいつかは5-4という形になるわけで、「あと1ゲーム」という意識がプレーに少なからず影響するもの。ここからはそれまでになかった40-40というゲームが続くんだよね。メンタル面が試される展開はタイブレークまでもつれ、お互いがセットポイントをミスという形で失うなど、もう見てる方にはたまらない。
かわいそうなのは、ここが日本で、観客の100%(多分間違いない)が同国のペアを後押ししているので、相手がミスると大喝采だったということ。アンフォースドに「大喝采」だからね。これはヒドイ(笑)
そういうイヤーな空気の中でアサーズ/フース組もよくやったと思うが、ついにセットを落とした後は、どちらかがラケットをぶん投げてたから相当頭に来ていたんだろう。あれで勝利を確信していたのだけど、2セット目も似たような展開だったんやね‥
  
とにかくこんな感じ。あっという間だったけどそれなりに楽しめたかな。そりゃあ、フェデラーは見たかったし、ヘンマンでも最高。今年フェデラーが優勝すれば来年もディフェンディングチャンピオンとしての義務も発生するワケで‥‥そんな規定があるといいのだが。来年こそは‥。