スペインリーグ展望

移籍し、開幕直前のここに至ってこんなことに。

ハレのスペインデビューはベルナベウだったというのにねえ。いい選手なんだけど、どこか哀愁が漂うというか運がないというか。
今季は欧州の舞台には顔を出さずに国内で集中し、上位を狙うはずだったのが先日のゴンサロ・ロドリゲスに続き、補強の目玉だったピレスまで‥‥ビジャレアルは大変だよ。
  
さてさて、今季のスペインリーグでは腹心テン・カテを手放したライカールトの手腕も気になるところだし、マドリーは相変わらずまとまらないだろう(余程の事がない限り)。ケガで出遅れたロナウドの不在と期待されるニステルの高いモチベーションがいい方に作用すれば、リーガに華を添えることになる。
ホアキンバレンシアに移籍は秒読みとも言うがどうだろう。いまいちイメージが合わないんだが。
昨季躍進を遂げたセビージャは今季が正念場だし、ヘタフェやオサスナの挑戦も興味深い。そしてセルタは個人的には大方の予想以上の活躍をするのでは、と思っている。
あとは、期待はずれだったアトレティコなんだが‥‥アグエロは期待するけど、強力なFW陣を活かすべき中盤のタレントに乏しいのは昨年同様だ(マニシェが決まれば大きいんだけど)。とにかく(真のブレイク間近の)F・トーレスに得点王争いをさせるくらいの事にならないといかんよね。
  
そして‥‥‥大方の予想通り、放送権の行方も直前まで決まらない様相を呈している。どっちでも見れる環境なんだけどね。この意地の張り合いで放送権料はつり上げられているんだろう。リーガ側は笑いが止まらない。