継続は力

7日の親善試合に向けたU-21の遠征メンバーが決まり、北斗が順当に選ばれたね。

【選 手】
氏 名        生年月日  身長 体重  所 属

GK
 西川 周作     1986.06.18 183cm 79kg 大分トリニータ
 佐藤 昭大     1986.08.30 184cm 73kg サンフレッチェ広島

DF
 増嶋 竜也     1985.04.22 180cm 74kg FC東京
 中村 北斗     1985.07.10 167cm 69kg アビスパ福岡
 藤本 康太     1986.04.02 177cm 67kg セレッソ大阪
 平岡 康裕     1986.05.23 182cm 65kg 清水エスパルス
 青山 直晃     1986.07.18 182cm 72kg 清水エスパルス

MF
 本田 拓也     1985.04.17 177cm 70kg 法政大学
 増田 誓志     1985.05.19 179cm 75kg 鹿島アントラーズ
 伊野波 雅彦    1985.08.28 179cm 72kg FC東京
 梶山 陽平     1985.09.24 180㎝ 75kg FC東京
青山 敏弘 1986.02.22 172cm 70kg サンフレッチェ広島
 本田 圭佑     1986.06.13 181cm 74kg 名古屋グランパスエイト
 枝村 匠馬     1986.11.16 176cm 67kg 清水エスパルス


FW
 豊田 陽平     1985.04.11 185cm 79kg 名古屋グランパスエイト
 カレン ロバート  1985.06.07 180cm 72kg ジュビロ磐田
 苔口 卓也     1985.07.13 179cm 71kg セレッソ大阪
 森島 康仁     1987.09.18 186cm 82kg セレッソ大阪

  
ユース年代から選ばれ続けている北斗は、次代を担うタレントの一人として間違いなくA代表候補グループに入っている。地方の弱小クラブに在籍する選手としては、そこに留まり続けないとアピールは難しいのが実情か。ただ、彼らの年代でコンスタントにレギュラーとして研鑽しているプレイヤーはそうそういるものでもないので、北斗の選出は鉄板もいいところ。
  
アビスパの方針には「若手の育成」があり、層の厚さからみても強豪クラブと比較してトップチームに上がる為のハードルは低い。今回はコンディションの悪かったナギ、惜しくも合宿でふるいにかけられた城後、そしてきっかけが欲しい佑昌‥‥。彼らにも少しでも早くチームの主力となって低迷するクラブを救い、大いにアピールをしてもらいたいものだ。
アビスパのようなクラブにとっては、九州というバックグラウンドから有望なタレントを発掘し、育て、各年代の代表に送り出すという実績を積み重ねていくことこそが、クラブの将来を明るくするものだと思うし、「使命」だと言ってもいい。
  
それがいつの間にか即戦力の寄せ集めになってしまうのはせつないが、だからといってトップリーグに留まっていないと夢がない‥‥。それでもビジョンというのは大切だし、一貫したものを示せないままではやがて破綻するだろう。それも近いうちに。
そんな危機感を抱きつつ「何か」を信じている、というのが現状なんだよね。
  
‥‥話は戻って、名古屋の本田やセレッソの森島など今季期待していた選手がそれほど伸びてきていないようで残念。ホンモノ感の漂う彼らの今後も注目している。前線のタレントを活かせないセレッソはもったいないことをしているんじゃないか?