勃牙利

昨日のブルガリア戦は、キ○ンの冠が付く興行としては、稀に見る好ゲームだったように感じた。
  
開始早々の失点によるビハインドという状況で、選考のボーダーラインにいるとされる選手たちが気迫のこもったプレーをし、それに呼応するかのようにブルガリアも本気度を増していった。
あの時(id:hal-u:20040715)もそうだったが、そういう状況下で当該の選手たちは、普段以上に自らのアピールのための勝負を仕掛け、また組織プレーも怠らない。つまり本来「やるべきこと」であることを、とっておきの集中力でもって遂行する。
その反面というか、既に当確と見られる選手たちの、肝心な時間帯での集中力の欠如、としか思えない失点シーンは悲しい限り。
先日の鹿島戦に続いて復調を感じさせるシンジにしても、今はハングリーさを持ってプレーに臨んでいる。それゆえの好パフォーマンスだったろう。何しろ疲労は相当に残っているはずだからね。
そして、かように過密日程でなければ村井の負傷も無かったのではないか、と考えると、この興行には怒りすら覚える‥‥
  
それにしても、彼らのような良いプレイヤー達がさらなる向上を求めて切磋琢磨する様は見ていて気持ちがいい。4年後のその中にアビスパの選手がいたら‥‥‥、と思いを馳せつつ。