屋根はない、臨時の駐車場は遠い、ついでにピッチと客席も遠い‥‥
雨中の観戦としては悪い方の条件が整ったところです、ビッグアーチ。
うんざりするような悪天候にもかかわらず、12,000人が集ったホームで、広島が狙い通りと言っていい辛勝劇(初めて使う言葉だ)を繰り広げた。
そして、それに付き合わされた挙げ句に勝ち点3を献上したアビスパにとっては、水に流す、とはいかない敗戦と言えるだろう。志の低いフットボールにしてやられたというのは、名古屋戦の再現を見る思いだ。
ただ、名古屋戦と違うのは、しっかりと攻めるべき時に攻めたということか。それも相手の術中といえなくもないのだが、あそこまで攻めさせるのはいくらなんでも。そしてその「いくらなんでも」の集中砲火を浴びせていながらも、決め手を欠くのが今のアビスパ。内容で凌駕しながらも‥‥という、フットボールではままありがちなことがここでも起きたわけ。
くどいようだが、結果の出ていない「高さオプション(と見せかけてサイドの起点だった!?)」や、プレッシャーに押しつぶされそうなユース上がりのFWを使い続けるのはいただけない。勝ったチームはいじるな、というのが鉄則なら、負け続けるチームはどうする? どうすんのよ?
カードは3枚。「辞任」「解任」「更迭」 ‥‥続く!
おっと、ライ○カードは敵さんのスポンサーか。
自分のやり方、見立てにこだわり、その正当性を証明せんがために辛抱、忍耐し続けるのは、美徳なのだろうか。「ディシプリン」とは前提や手段ではなく、目標だと言うのだろうか。何のための規律で、誰のためのその遵守なのだろう。その部分が揺らいでいる、そう見えてしまうね。
やはり、フットボールに関するセンスを疑ってしまいます、あの指揮官には。
ただ自分の手柄が欲しいだけじゃないのか?
選手達の気迫を大いに感じた試合だけに、結果をもたらすことのできない責任を問いたいんです。