より遠くへ

アビスパは浦和に連敗。
より大きく、より遠くへ飛ぶためには、まず身を屈めないといけない。今はそういうことだと思っている。
  
中継も見れなかったので、とりあえずネットをひとまくり。

「いいところもあったけれど、まだまだ足りない部分もあった。気持ちを切り替えて次の試合に臨みたい」
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20060413-18356.html

先制点に絡んだ有光は、縦に勝負する意識を持っていたそうで、昨日のシステムが3バックを攻略するために意図されていたことを示唆している。(というか明らかか。)守備でも「らしくない」ほどに献身的だったそうで、嬉しく思っている。まあ、彼が守備から入ってリズムを作っていけるタイプなのかどうかは判断しかねるけど、「ゲームに対してより深く関わりたい」という欲が感じられて嬉しいのだ。(そういえば、先日の高原のブンデスでのファインゴールは、彼の守備から始まった一連の流れからのものだったな。タカらしい。)
あと残念なのは、グラウシオとの交代。ビハインドの状況で、グラウシオとの2トップを見てみたいのだけど‥
  
次にレッズ評といえば湯浅さん。

立ち上がりはまあまあだったけれど、徐々に仕掛けの機能性が減退していくレッズ・・例によって守備ブロックを固めるアビスパの術中にはまりはじめたということ・・それもそのはず、前線の三人(黒部、山田、長谷部)に絡んでいくべき後方からのバックアップが十分ではないのだから・・
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_3.folder/06_nabisco_4.12.html

これは、前節の博多の森の再現。アビスパくらいに組織で守れるチームに対して、綺麗に攻められるほどの怖さは、今の浦和にはないね。ただし、成熟に欠けるシステムとメンバー構成では、地力の差を埋めるには至らない。何が出来て、何が通用しなかったかを分析し、来る再戦に活かして欲しいね。
湯浅さんの記事にもあるように、ゴールや勝利という結果から得られる高揚が、アビスパの選手たちのプレーにフィードバックされることを願ってやまない。
「J1でもやれそうだ」という自信の萌芽から、「やれる」という確信へ。次節のセレッソ戦が勝負処だな。
  
それにしても、浦和との連戦で一番印象的なのは、浦和サポーターの熱狂度が、アクセス数となって表れたことだ。
「與野レッズBlog」
http://urawa.way-nifty.com/yonoreds/
「浦和御殿」
http://redsnowman.cocolog-nifty.com/
といったアツいblogからの被リンクもあった。
忘れられていた存在の福岡。「それなりの」評価もあったようだけど、結果は‥‥ね。だけど、きっといつか「浦和もよくやったよね」くらい言えるようになる(のか)。