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J SPORTSの録画中継で浦和とアビスパだけは毎節チェックしていた。その両チームが次節で対戦するわけで、かなり盛り上がってきている。
前節ドローとなった浦和は、当然引き締めてくるだろうが、これまで未勝利のアビスパは、首位のチームを相手にして身の振り方が難しいかも。

けが人がいる中、1番いいメンバーで(先発を)考えるしかない」と、FW林祐征(22)を1トップに据えるなど、再び手を加えた。
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/f-ka-tp0-20060406-15798.html

だからって、林のワントップとは‥。
  
これまでの浦和を見たところ、印象としては「まだまだ」というところで、期待されている前の3人の連携にはこれといったカタチが見受けられない。いかにも試行錯誤中というところで、鈴木啓太と長谷部からの繋ぎも特筆されるものでもない。啓太は守備はいいけど。長谷部は下がり目のポジションで起点となるには展開力に乏しいかな。三都主はキレまくり。決して速くはないウィングとしては、周囲のタレントに恵まれてこその活躍といえるでしょう。対面が代表クラスなら、馬脚を現すところは開幕戦で証明済みか。
それでも下位のチームにとりこぼすようなことはないだろう。加えて、前節のドローという結果とは異なり、内容的には、前線のトリオに役割分担が見受けられるようになり、決定的なカタチはつくれていた。フィジカルな部分はともかく、連携の錬度から言えば、上がってきているのは間違いないという印象。
  
普通にやって勝てる相手ではない。特別なことをやったからといって、勝てるとも思えない。ここにきて林ワントップというなら、今までの薮田は一体何だったのかなあ。スクランブルというのはわかっているが、いつもその場しのぎという印象が強くて。多分、今回の発想も、守備的な観点から始まっていると思われるし。
これで前節得点をした佑昌を使わないとかやったら、ちょっと、もう何がなんだか。
名古屋にやられたことをやるつもりなのか。いや、まさかホームでそんな。
  
これまでのあり方で、首位のチームに何が通用して何が足りないのかはっきりする、それでいいんじゃないのかな。