期待と現実と

浦和ー磐田の録画放送を観た。磐田は前節での印象は変わらず、このままでは中堅どころとして定着しそうだよ。そして浦和はまだまだ、かな。

この試合では、仕掛けという意味では長谷部の方が断然目立っていた。それに対し小野伸二は、守備でも攻撃でも、どちらかといったら「縁の下・・」というイメージ。もっともっとリスクにチャレンジしていいよね。もちろん本人は「段階を踏んで」と考えているのだろうけれど、サッカーの場合は、ステップバイステップなんていうイメージは間違い。とにかく「最初」からガンガンチャレンジしていくという積極マインドこそが成功の秘訣。何せサッカーは、本質的には狩猟民族のボールゲームなんだからね。
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/midokoro.folder/2006/06_2.html

フェイエでもそうだったけど、シンジの替わりはいない、ということなんだな。
なるほど、長谷部のコメントで「前線の動きが少なかったので自分たちの判断でポジションチェンジした」というものがあったけど、それが今の浦和。シンジが必要だったわけではなく、無理矢理はめ込んだ違和感が漂っているんだよね。シンジは周りを活かすけど、シンジを活かせるタレントはいない。中盤の底に長谷部と鈴木啓太というところにこそ、問題があると思うけどね。
マドリーでは、たいしてスピードのないグティジダンがトップ下であのようにやれていることを考えると、今のシンジ、ポンテという並びも悪くないと思うのだけど、飛躍しすぎか。思い切って3-2-4-1とか、4-1-4-1とかでやってくれないかな、ブッフバルト
JSPORTSの解説はしきりに、ポジションチェンジを好ましく評していたが、僕は「シンジ=セントラルMF」には与しない。
こういうのとか、
http://www.youtube.com/watch?v=QKMd4wLbCqo&search=Ono
こういうのとか!
http://www.youtube.com/watch?v=5wDQ0EvzX2I&search=Ono
ゴールに近いところでもっとやらせてみせろって。
  
とにかく、勝ったとはいえ、面白くもなんともないのが今の浦和。期待が大きいだけにね。