チーム

Ayumi Onodera

昨日、女子カーリングを見た。
試合は10エンド(野球のように先攻後攻に分かれて1エンド毎に点を積み重ねていく。といっても表と裏があるわけではない)で2時間半程度。長い‥‥。HD録画していたので、ちょっと早送りしながら見たのだけど、いや、面白かった。見たことがほとんど無い競技だから興味本位で見ただけだったのに。
残念ながらロシアには負けたけど、どうやら中継の無かったアメリカ戦では延長の末、金星を上げたようだ。多分、テレビとしては勝ち目の有る方をライブ中継したのだろうが、あてが外れたね。いい方にね。
  
日本チームは「チーム青森」ということで、放送中にも紹介されていたけど、世界大会でありがちな「選抜チーム」ではない。

トリノ五輪で、日本代表に決定した平均年齢23歳のカーリング女子チーム。
2003年に「チーム青森」結成。当時は4人であったが、翌年のパシフィックカーリング選手権大会に向けて本橋がメンバーに加わる。
主将・小野寺とサード・林は2002年ソルトレーク五輪に引き続き、2度目のオリンピック出場となる。選手全員が北海道出身。2人が青森市の団体嘱託職員、3人が同県内の大学に在学しながら、日々トリノ五輪に向け、トレーニングを積んでいる。

http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/025.html

年長組の小野寺と林がそれぞれスキップ、サードでチームを引っ張っていた。この2人へのインタビューの中で印象的だったのは、前回ソルトレイクでの体験を語るときに、もう、涙目だったこと。そこで今大会にかける彼女らの想いの一端を見た。そして競技以前にここでガッチリ掴まれました。制作側の意図に思い切り乗っかりました。日本のメディアって苦労話とか大好物だよな。
  
ちなみに前回大会の顛末はこちら。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2002/saltlake/curling/0214.shtml
  
前回は、随分話題になっていたようで‥‥
皮肉にも、前回初勝利をあげたロシアに負けてしまったけど、その後に立て直して、アメリカに勝てたのは大きいんでしょう。10チームで予選リーグを競い、4チームがセミファイナルに進む。