ケガ

ああ、嫌だ。福岡も軒並みケガ人が増えてきて、暗澹たる思いだったところへもってきて、シンジがまたしても‥‥
試合前日に紅白戦やらせるのもどうかと思うが、それにしてもこの流れの悪さ。とにかく大事をとったということで、ウクライナ戦には出てくることを期待しよう。
  
復帰後のエールディビジでのパフォーマンスを見ていたが、適切なタイミングに、抜群の精度で繰り出されるパス出しのセンスは相変わらずだった。以前よりも「自分が欲しい時」「自分が出したいところ」にこだわっているようにも見受けられ、そうした姿勢が周囲とのギャップを作っていたような印象も。これをネガティブに捉えるか、それともポジティブに見るか。実際、流れの中でシンジにボールが収まったときは、好パスによってチャンスを生み出していたのだから、チームにとって全くのマイナスではないはず。
正直、FW陣の豪華さに比べると、セントラルMF以下は「あんまり」という感じではある。昨年同様、シンジを下げればバランスをもたらすだろうが、今のシンジに守備面での貢献を求めるのは酷というものだろう。やはり「万全」ではないのだ。今回の早期離脱からも窺えるが、相当にナーバスになっているはずなのだ。‥‥無理もない。
とにかく、シンジの考える最善を尽くして欲しいなと思う。
  
さて、今夜のラトビア戦はどうなるだろう。中田浩サイドバックは大歓迎だ。同じ左サイドの松井との「リーグ1コンビ」がどう機能するか、見届けよう。そして、トップ下の「彼」がどれだけやれるか、どう振る舞うのかもポイントだ。何しろ「アウェーではスピードが大事」だと言っていた彼だ。コネコネしないで、動きのいい2人のFWを活かしてくれることだろう‥‥
何しろ、「ぶっつけ本番」に近いメンバーと試みなのだから、過度の期待は禁物だ。その中でどれだけやれるか、を見るしか無いのか。どれだけ組織然としたチームでいられるのだろうか。
EUROでのラトビアは、ベルパコフスキスがそのスピードを見せつけていた。相当手こずるだろう。中盤の構成力はそれほどでもなかったが。
  
果たして。