大一番

今週末から来週にかけてはW杯欧州予選がアツいなあ。
  
グループ1はチェコがオランダとの直接対決で一縷の望みにかける。オランダは引き分け以上で出場権を得る。
グループ3はポルトガルが決めるだろう。
グループ4はフランスが追い上げているがまだ予断を許さない。ジダンが前節で復帰してきたが果たしてアウェーでスイスに勝てるかどうか。アンリ、トレゼゲを欠くことになりそう。事実上の決定戦だが、引き分けると数字上ではイスラエルアイルランドにまで可能性が。フランスがその後キプロスとの対戦を残していることを考えると、あり得ないことだが。
グループ5もイタリアで問題無し。
  
面白いのがこれからで、
グループ6は1試合少ないイングランドが勝ち点差5でポーランドを追いかける。イングランドは次のオーストリアに勝って、さらにポーランドとの直接対決でも勝たなければならない。既に可能性のないオーストリアがどれだけのモチベーションで次戦に望むかは計れないが、シーズンが始まってしばらく経った今、主力のコンディションは上がっている。案外、すんなり行くんじゃないかと感じているが、古豪ポーランドの予選での勝負強さ、そつのなさは侮れない。
グループ7はスペインがセルビア・モンテネグロを点差2で追いかける。直接対決が残っていないので、スペインは他力を頼ることになるが、もし2位で終わった場合、勝ち点が低いためプレーオフにすら残れない可能性が高い。とにかくスペインは2つ勝つしかないし、セルビア・モンテネグロは最終戦ボスニア・ヘルツェゴビナとの対戦が鍵か。
グループ8はスウェーデンクロアチアがわずか1差で追いかける上、次戦は直接対決。勝った方がそのまま通過するとは思うが、分けた場合は最終戦のカードから判断するとスウェーデン有利。
  
‥‥こういう状況で東欧遠征する日本代表。相手の本気度はあまりに疑わしいが、ケガから戻ってくる者や若い才能が見られる(かも)というところをのみ楽しみにすることにしよう。