シンジが変わろうとしているかもしれない。もっと、攻撃的でエゴを主張するシンジを観てみたい。
特に前半は小野がカイトの近くでプレーしたがり、セントラルMFのガリとパウウェが孤立した。小野とDFとの距離も開いてしまいボールは集まらず、前半はわずか11本のパスしか通すことができなかった。
後半はやや引いてプレーし、ボールが前半よりは集まった。散発的に好プレーもあったが、『フットボールインターナショナル』誌が小野に与えた採点7.5ほどの出来ではなかった。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050926-00000040-spnavi-spo.html
チームに合わせるのか、それともチームが合わせるのか。後ろがこの二人だし、シンジが行かなければこいつらが調子に乗って上がるのがオチかなと思わなくもない。中盤の構成力にしても、シンジを頼りに預けておいて自分が活きようとする姿勢がありありなので、中盤の構成力とはすなわち「シンジからはじまる構成」という印象。オランダでの「トップ下」は得点も求められるのだし、もっと直接得点に絡む動きを念頭にプレーし続けて欲しい。それで駄目なら、それはシンジの問題ではない、くらいの気持ちで。