Bhoys

"Bhoys"はセルティックの選手達の愛称。Boysにユニフォームの呼称である"Hoops"の「H」が加えられているとのこと。
以前にもチラチラとは観ては、「贔屓のクラブがあるわけでもないのに観ていられない、Jの方が全然マシ」と思っていたスコットランドのプレミア。昨晩、録画で放送されていたセルティックダンディーUの後半から観たのだけど、基本的にはそれほど評価は変わらないなあ。
それでも流石に"Bhoys"にはいい選手がいるし、中でもマローニーという、日本人にはとても親しみやすい名前のFW(スコットランド代表でもある)が気に入った。あのラーションの後継者であり、その背格好やプレーからオーウェンと比較されることも多いという。まあ、その二人に並ぶにはもう一皮、二皮むけないとね‥
  
後半を観た限りの感想としては、コンパクトではないし、それ故プレスも連動性を伴わず、高い位置での守備意識も皆無に等しい。お互い攻めるし、攻めさせるよ、というとても公平なスタイルとでもいうか。多分、強いチーム同士の対戦は違うのだろう。レンジャース戦は楽しみだし、このリーグは後半戦は上位チームのみのリーグで順位を決めるそうだから、好ゲームへの期待はそれまで待つくらいの心構えでいいのかも。
  
俊輔はスペースからスペースへと動き、果敢にチャレンジし、その多くで意図(テクニックを示す)を見えるカタチにしていた。そしてそれはピッチ上で異質のものだったのは間違いない。されど、期待されている得点への絡みは結果として無く、デビューとしては無難だったというところ。本人も認めているしね。
僕は、彼のプレーのスピード(走力ではなく)に不満を持っているし、ゲームを作っていくタイプではないと思っている。純粋なテクニックだけなら凄まじいものを見せるが、速い流れの中での実効性は乏しいというのがこれまでの印象。そういう意味では、伸び伸びとやれる環境なのかもしれないが‥。
  
平山のデビューがPSV戦だというのも楽しみだったが、持病が出てしまったのが気になる。やはり、環境が変わった中でプレーするというのは、それだけでも大変なのであって、その中で実力を発揮するなど、滅多なことではないんだな。