Wimbledon 2005

ようやく、まともに男子の試合が見れる。
何故かというと女子の試合がないから‥‥。
スペインの選手なのに芝でのプレーに長けているというロペスのプレーも見てみたいが、どうだろう。
  
さて、昨日見たダベンポートはいいコンディションのように見えた。クズネツォワは昨年の全米の時のようなスーパーさは影を潜め(というか、あれ以来はあのプレーぶりが嘘のように「並の」トップ選手になった)、29歳のベテランに歯が立たない。ただし、ダベンポートは、そのプレーぶりを見るにつけ、さらに洗練されてきた感じがする。もとよりあった天賦を生かしきっているというか。
追いつける、追いつけないの判断が早いのはベテランらしく、ちょっと諦めが早いんじゃないの? という気もするが、この人くらいになるとかえって潔くもある。そのくせここぞというところでは、とんでもないショットが突き刺さる。ドロップショットなんて無視してるから、相手も嬉しくないだろうし、絶妙なドロップでもダベンポートがそんなではいいプレーに見えないから不思議だ。
モレスモにこのベテランを止める力はないとは言わない。経験を打ち破るには、攻撃しかない。芝で守備的に行くことは難しいし。そろそろこの無冠のフランス人にもタイトルにチャレンジさせたい気もするなあ。
全豪でヒンギスに負けたのはかなり前のことだ。