昨日、NHK教育「サイエンスゼロ」を見た。土星探査機『カッシーニ』と探査プローブ『ホイヘンス』によって次々と明らかになる衛星タイタンの詳細から、そこに地球でも行われた生命誕生のプロセスと類似する点を見いだしつつあることなどを紹介していた。しかし、こういう番組を見るとNHKの良心を見る思いがする。
ちなみにタイタンとは、ギリシャ神話に登場する巨人族。大地の女神ガイアとその息子ウラヌスの間に生まれた巨人族の一つで、多くの巨人族の中で最も高い知性を持つとされる。彼らの中で最も有名なのが主神クロノスで、妹(姉)のレアとの間にゼウスやポセイドンといったギリシャ神話を代表するオリンポスの神々をもうける。
衛星タイタンは、その活発な活動により、他の衛星にも有機物を振りまいているそうだ。生命はどこからきたのか。