廉価

iPod shuffleMac miniAppleが、噂されていたMacの500ドル製品を出すというのは実際の物となった。iPod shuffleにしても、Apple躍進の立役者となったiPodの機能を極力削った廉価版だし、Mac miniにしてもそう。
前者はフラッシュメモリを利用することでコストダウンをしているが、驚きなのは後者だろう。採算度外視した価格設定ではないかと思えるほどで、PC+iPodユーザをいかにして乗り換えさせるか、ということでモニタとの一体型ではない、今回のような仕様となった。およそ、一般のユーザはメールとネット閲覧においてのみPCを必要としているはずで、その機能は十二分に果たせる上に、このデザイン。あの馬鹿げたタワー型のマシン群に比べれば、はるかに機能美に優れていると思う。個人的にもG4 Cubeの系譜にあるような今回のminiのデザインは大歓迎だ。
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
http://www.apple.com/jp/macmini/
しかし、Appleが今回のようなMacの低価格化に走るのは、実は初めてではない。前回のパフォーマは、結果としてAppleの凋落を招いた。それは時期的なものもあったのだろうが、今回は果たして。