カルレス・プジョル

「絶対、この状況を抜け出すだろう。」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040922-00000017-spnavi-spo.html
「ファンが選手たちをののしる」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040922-00000016-spnavi-spo.html
まったく、プジョルのような揺らぐことのない精神を持ったプレイヤがいるからこそ、バルサは今、昨シーズン後半来の好調を維持出来ているに他ならないと思う。魂のないプロスポーツは、ただの経済活動におとしめられ、ファンの心からのサポートを得ることなんてできやしないんだ。
それにしても、今のブランコにおいて、その魂たるべきラウルの精彩を欠いたプレーぶりはどうだろう。ただ、昨年来、かのチームにおいて2ndFWのポジションに置かれるということは、いわば人身御供にも等しい気がする。時にはぽっかりと空いたセンターサークル付近のエリアまで戻ってパスを受けたり、もしくは守備を助けたりしながら、攻撃へのアクションを起こしていくわけだけど、それはまあいい。ただ、守備への負担が大きいことと、“音速のブタ”ことロナウドとの連携に問題があるんじゃないかな。ブタくんは自分が点を取ることしかしらないヤツだ。ラウルは決定的なラストパスを狙うというよりは、トップとの関係の中でその絶妙なポジショニングと嗅覚で(どちらかが)点に結びつけるタイプのように感じている。下がったラウルはただのいちプレイヤにすぎない。ラウルがバイタルエリアで前を向いてフリーランを始める、それを感じるプレイヤがいる──これができていないのはどうしてだろう。02-03 UEFA CLでのマドリー対マンUの頃はまだよかった。既に論を尽くした感のある、“ジダンの影”マケレレの放出が痛い。スペースを埋め、ボールの流れをスピーディかつスムースに散らすことのできる真のセントラルMFが必要なのに、ペレスはベッカムオーウェンを穫り、カマチョは職場を放棄してしまった。
まあ、別にブランコに肩入れするわけではないけど、ラウルはフランスW杯以来、お気に入りのアタッカーだから。あの指輪にキスをするゴールセレモニーを見せてもらいたい、それだけです。
プジョル プロフィール」
http://www.h6.dion.ne.jp/~cozy1899/player_puyol.html