自覚と思い

久しぶりにシンジの話題など。
五輪への予備登録を果たし、オランダでフェイエの合宿をこなしているなか、アマチュアチームとの練習試合がおこなわれたようだ。当然気になるのは、シンジの役割がフリット監督のもと、変わってくるのか。とりわけオフの補強がMFに顕著だったので、それはどのようなカタチで表れるのか。
それらは、シンジ本人のメッセージや、中田徹さんの記事によってうかがい知れる。どうやら、今シーズンもフェイエの2枚のセントラルMFの左には、シンジが収まることになりそう。ただし、昨年よりはより攻撃的な役割を与えられることになりそうだ。僕としては、もう1枚前の位置を期待していたのだけど、フリットには、シンジの得点力は評価されていないのか、それともシンジの守備力も含めた、ゲームを作るバランス感覚の確かさを重要視したのか。まあ、その両方だろう。これまでの実績やそのプレースタイルを見れば、シンジにこそ、すべてを掌握させるべきだということは、誰の目にも明らかだ。(もし、あの“ギャラクシー”チームにシンジがいたら‥、と思うことしばしば。しかし、どうやらマニシェという適任者に目をつけたようだが)
攻撃時には斜めの位置関係をとるセントラルMFの前の方、よりバイタルエリアの近くで多くボールタッチの機会を得、正確なパス能力を持つチャンスメーカとして君臨する。それが今シーズンのカタチなのだろうか。
攻撃面のタレントは十分だ。昨シーズン大事なところで失点を繰り返したDF面での改善が見られるかどうか。昨シーズンの経過を見ても明らかだが、シンジがシーズンを通して活躍できれば結果はついてくるはずだ。

フェイエノールトの中心選手としての自覚と五輪への思い。この2つが小野の現在のモチベーションの高さになっている」
欧州での足固めは済んだ。いよいよ飛躍するか。見届けたい。
スポナビhttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040713-00000013-spnavi-spo.html
小野伸二公式サイト>http://www.shinji-ono.tv/message/message_040711_frame.html